浮腫

(ふしゅ)とは?
Edema
(エデマ)

ひとことでいうと

浮腫(ふしゅ)とは、体の組織に余分な水分がたまり、皮膚やその周囲が腫れぼったくなる状態のことです。一般的には「むくみ」と呼ばれます。

浮腫

(ふしゅ)の意味

浮腫(ふしゅ)は、血管の外にある組織に通常より多くの水分がたまった状態です。

足や手、顔などにみられ、皮膚が腫れぼったく見えたり、靴下の跡が残りやすくなったりすることがあります。

長時間同じ姿勢でいることなどでも起こりますが、心臓や腎臓などの病気、静脈やリンパの流れの問題、低栄養、薬の影響などが関係している場合もあります。

浮腫そのものは病名ではなく、さまざまな原因によって現れる症状のひとつです。

なぜ起こる?

私たちの体では、血管と周囲の組織との間で水分の移動が行われています。このバランスが崩れ、組織に水分が多くたまると浮腫が生じます。

立ちっぱなしや座りっぱなしなどによって一時的に起こることもあれば、心臓・腎臓などの病気や、静脈・リンパの流れ、栄養状態などが関係していることもあります。そのため、「むくんでいる」という見た目だけで原因を判断することはできません。

現場で知っておきたいポイント

浮腫を見つけたときは、「むくんでいるか」だけでなく、左右差、急に出現したか、いつから続いているか、痛み・赤み・熱感・息苦しさなどを伴っていないかも確認することが大切です。

特に、急に強い浮腫が現れた場合や、片側だけ著しく腫れている場合、呼吸苦などを伴う場合は、病気が関係している可能性もあるため注意が必要です。

関連する用語

心不全

参考情報・参考文献

MSDマニュアル家庭版「腫れ(浮腫)」
最終更新:2024年8月
執筆:Andrea D. Thompson, MD, PhD/Michael J. Shea, MD
参照日:2026年9月2日
MSDマニュアル家庭版「腫れ(浮腫)」

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