介護施設への信頼、家族へのわかりやすい説明が最多|267人調査

2026.10.21
介護職員が男性に書類を使って説明する実写風イメージに、「介護施設への信頼」「わかりやすい説明が鍵」「一般267人の意識調査」と記した画像。実際の職員や調査回答者を撮影したものではない。

介護施設のスタッフを「信頼できそう」と感じる対応は、家族へのわかりやすい説明が72.3%で最も多かった。元気な介護と未知が共同で実施し、10月21日に公表した意識調査で明らかになった。

調査は9月18日から10月2日まで、全国の一般267人を対象にインターネットで実施した。介護施設や高齢者向け住宅への入居経験の有無は問わず、実際の利用者家族だけを対象とした調査ではない。

■ 説明のわかりやすさと、本人への丁寧な関わりを重視

信頼できそうと感じる対応として、家族へのわかりやすい説明を選んだのは193人だった。続いて、本人への丁寧な声かけが69.7%、本人の話をきちんと聞くことが60.7%となった。

反対に、不安や信頼しにくさを感じる対応では、家族への説明の少なさが58.1%で最多だった。職員間の連携が取れていないように見えることは55.8%、職員によって説明や対応が違うことは54.7%だった。

説明する機会だけでなく、職員間で伝える内容がそろっているかも、信頼を考えるうえでの着眼点となる。

■ 共有してほしい情報は体調・服薬から日常の様子まで

共有されると信頼感が高まる情報では、体調や服薬の状況が69.7%、食事や睡眠の様子が65.9%、事故・体調変化時の詳しい説明が61.4%だった。

本人が話していたことや、表情・気分を挙げた回答も約6割に上った。健康状態の報告に加え、施設でどのように過ごしているのかを知りたいという意向がうかがえる。

また、施設に期待する取り組みでは、入居前に本人や家族の話を丁寧に聞くことが68.9%、入居後の様子を定期的に共有することが67.4%だった。

■ 家族対応の参考に、実際の満足度調査とは区別

今回の結果は、一般の回答者が介護施設に求める対応や情報を示したものである。特定の施設への評価や、利用者家族が実際に経験した説明不足の発生率を示すものではない。

現場では、日々の報告内容や相談の受け付け方、職員間の情報共有を見直す際の参考になる。ただし、説明方法を変えることで信頼や満足度がどの程度高まるかを検証した調査ではない。

詳しい設問と結果は、元気な介護・未知による共同調査の公式発表で確認できる。

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