外国人介護人材と受入職員の双方を支援|徳島県が無料研修を案内

2026.10.27
2人が資料を見て学ぶイメージと、「外国人介護人材の研修」「本人と受入職員、双方を支援」「徳島県の研修案内」の文字。実際の研修を撮影したものではない。

徳島県は10月26日、外国人介護人材と受け入れ施設の職員を対象とする2026年度の集合研修を案内した。外国人本人が介護技術や現場の日本語を学ぶコースと、指導する側が教育方法を学ぶコースを設け、円滑な就労と定着を目指す。

対象は徳島県内の事業所等であり、全国から参加できる研修ではない。受講料とテキスト代は無料。本人の学習支援だけでなく、受け入れる職場の指導体制にも目を向けた事業である。

■ 本人向けは経験に応じた初級・中級の6回研修

本人向け研修は、県内の介護事業所・病院・診療所で働く技能実習生と特定技能外国人が対象。障害福祉サービスに従事する人は対象外となる。

初級は実務経験2年未満の人向けで、2026年12月22日開始と23日開始の2日程を用意する。中級は実務経験2年以上、または過年度の初級コース修了者向けで、2027年1月21日に始まる。各日程とも3月までの全6回、定員20人。申込期限は2026年12月8日である。

内容には、介護の基本、認知症の理解、移乗や食事などの介護技術に加え、現場で使う日本語や徳島の方言、阿波踊りなどの文化体験を含む。初級では勤務の都合に応じて2日程間の振替受講も可能としている。

■ 受け入れ側も指導・教育方法を学ぶ

施設職員向けは、外国人介護職員を雇用する、または雇用予定の県内事業所等で、教育を担当する職員などが対象。介護職・事務職といった職種は問わず、教える相手の在留資格も技能実習・特定技能に限らない。病院・診療所は含むが、障害福祉分野の指導を目的とした受講は対象外である。

研修日は2027年2月23日・27日、3月14日・21日の4日間。外国人職員とのコミュニケーションや指導方法、課題への対応をグループワークも交えて学ぶ。定員30人で、申込期限は2027年1月8日となる。

介護福祉士の資格を持ち、実務経験3年を有する人が修了した場合は、介護福祉士養成課程の実習受け入れに必要な実習指導者講習会修了証を取得できる。受講者全員に無条件で交付されるものではない。

■ 採用後の学びを、本人と職場の双方から支える

今回の事業は、外国人本人の知識・技術と、職場側の伝え方・教え方を併せて支援する構成である。他地域の事業所にとっても、採用後の教育を本人任せにせず、指導担当者の学習機会まで考える際の参考となる。ただし、今回の研修による定着率などの成果が示されたわけではない。

対象条件は徳島県の事業案内、日程や申込方法は研修の案内サイトで確認できる。

\\ このニュースをシェアする //
Facebook
X
Threads

関連ニュース

介護・福祉・医療の求人
介護・福祉・医療の求人を探す

職種や勤務地から、

あなたに合った職場を

探せます。

もくじ