名古屋市は2026年10月28日、11月7日に「なごや介護の日フェア2026」を開くと発表した。介護職とサービス利用者が一緒に歩くファッションウォークや学生による企画を予定し、介護の仕事や日々の暮らしを身近に伝える。
■ 人材確保を、介護への理解を広げるところから
市は、介護人材の確保を課題に挙げ、仕事の大切さややりがいを市民に知ってもらうことを開催目的としている。11月11日の「介護の日」に合わせた取り組みであり、名古屋市と、介護関係団体で構成するなごや介護の日フェア実行委員会が主催する。
フェアでは、世代や職種などを越えて交流することを掲げる。今年のテーマは「住」である。介護を職場の中だけの仕事として紹介するのではなく、誰もが関わる住まいや暮らしから考える構成になっている。
■ 利用者、介護職、学生が企画に参加
「LiNK WALK」は、現役の介護職と利用者がともに歩くファッションウォークである。このほか、介護・福祉企業の展示や介護を学ぶ学生のブースを設ける予定だ。
公式サイトでは、市内で働く介護職員と介護を志す学生を紹介する冊子の無料配布も案内されている。仕事の説明だけでなく、働く人や学ぶ人の姿に触れられる点が、介護分野への入り口としての特徴である。
ステージでは住まいに関するクイズや盲導犬のデモンストレーションなども予定されている。地域住民が楽しみながら介護や福祉に接する場をつくるという点で、他地域の事業所が仕事紹介や地域交流を考える際にも参考になる企画である。実際の来場者数や人材確保への効果は、開催前の時点では示されていない。
■ 11月7日、名古屋・栄で開催予定
開催時間は2026年11月7日(土)10時から16時まで。会場は久屋大通公園のエンゼル広場で、入場は無料、誰でも参加できる。
市の開催案内は10月2日にも掲載されており、今回の記事は10月28日の報道発表を受けて予定を紹介するものだ。企画の内容や時間は変更される場合があるため、来場時には公式サイトの最新情報を確認したい。
