介護の判断と技術を公開実演 愛知県、11月29日に介護技術コンテスト

2026.10.27
車いす、クリップボード、タオルの実写風イメージに「介護技術を公開」「仕事への理解を深める」「あいち介護技術コンテスト2026」と記した画像。実際の会場を撮影したものではない。

介護の仕事には、介助の手順だけでなく、その場の状況を踏まえて適切な対応を考える力が求められる。愛知県は2026年10月27日、こうした現場の判断と技術を公開する「あいち介護技術コンテスト2026」を11月29日に開催すると発表した。介護職員の意欲を高め、介護の仕事への理解を広げることを目的としている。 愛知県の発表

■ 当日示される課題を基に実技を披露

コンテストでは、実際の介護現場で起こる状況を想定した課題が当日発表される。書類審査を通過した出場者が、どのような介護が適切かをその場で考え、ステージ上で実技を披露する。決まった動作だけでなく、状況に応じた対応を考える点も特徴である。

審査は3人が担当し、書類審査と実技審査の合計得点でグランプリと準グランプリを各1人選ぶ。実技審査に加え、審査員長によるお手本の披露も予定されている。

■ 11月29日、名古屋で無料観覧

開催日時は11月29日(日)午後0時30分から午後4時までで、開場は正午。会場は名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)7階メインホールである。観覧は無料で事前申込も不要。介護従事者や学生に限らず、誰でも自由に入退場・観覧できる。進行予定は変更される場合がある。

なお、観覧と競技への出場応募は別である。事務局の公式案内では、出場者の応募期間は8月3日から10月16日までとされており、今回の県発表は観覧を呼びかける内容である。 事務局の案内

■ 技術を見せることで仕事への理解を広げる

主催者は、介護技術への評価を通じて職員のモチベーションを高めるとともに、介護に必要な技術や心得を県民にも伝えることを開催趣旨に挙げている。日々の仕事を外から見える形にする点は、地域を問わず介護の仕事の魅力を伝えるうえで参考になる。

介護職員にとっては、他の実践者の対応や審査員長の実演から、自分のケアを振り返るきっかけになり得る。介護の仕事を知らない人にとっても、利用者の状況を考えて行う専門的な仕事を知る入口になる催しである。

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