京都市は2026年11月6日、「いきいきシニアポイント事業」のプレゼント配送に関わる個人情報253件が、外部へ漏えいした可能性があると発表した。対象としている情報は当選者の氏名、住所、電話番号である。漏えいが確定したとの発表ではない。 (出典)
■介護予防に取り組む高齢者向けの事業
いきいきシニアポイントは、主に市内在住の65歳以上を対象とし、通いの場で活動を支援する人も参加できる健康ポイント事業だ。毎日の健康づくりや通いの場への参加、健診の受診などを手帳に記録し、自己申告でポイントをためる。地域活動への参加とフレイル・介護予防を重視している。 (出典)
今回の対象は、この事業のプレゼントを配送する際に取り扱われた情報である。市は事業をJTB京都支店に委託し、プレゼント発送業務は再委託先の佐川急便が担っていたと説明している。 (出典)
■不正アクセス確認と市への報告は別の日
市の発表によると、佐川急便は9月30日、同社のウェブサイト「お荷物問い合わせサービス」に対する第三者の不正アクセスを確認した。その後の調査で、配送先の情報が外部へ流出した可能性があると発表した。
JTBは11月中旬のプレゼント発送を準備する中でこの事案を把握し、11月5日に市へ報告した。佐川急便がアクセスを確認した日、市が報告を受けた日、市が公表した日はそれぞれ異なる。市のシステム自体への侵入が確認されたという発表ではない。 (出典)
■二次被害は未確認、対象者へ連絡する方針
11月6日の市の発表は、佐川急便の説明として、流出した可能性のある情報の不正利用などの二次被害は現時点で確認されていないとしている。また、クレジットカード情報、銀行口座情報、パスワードは、今回流出した可能性のある情報に含まれていないと伝えた。
市は、関連した詐欺などの悪意ある電話がなされるおそれがあるとして、情報が漏えいした可能性のある全ての人に連絡を行うとしている。連絡が完了したとの発表ではなく、被害の発生を断定するものでもない。対象範囲と対応状況は、市の公表内容に沿って確認する必要がある。 (出典)









