千葉県は2026年11月4日、「ちば農福連携フォーラム」を12月4日に開催すると発表した。農業者や福祉関係者だけでなく、関心のある企業、教育関係者、消費者、自治体職員らにも参加を呼びかけ、相互理解や新たな連携のきっかけをつくる。
■障害のある人の働く場と農業をつなぐ
農福連携は、障害のある人などが農業分野で活躍し、社会参加につなげる取組である。就労の場の確保とともに、担い手不足や高齢化が進む農業を支える働き手の確保も期待されている。今回のフォーラムは、そうした連携を実践する人たちの経験を学び、相手を見つける場として企画された。
講演では農業経営に多様な人が関わる「ユニバーサル農業」の実践を取り上げる。事例発表では、千葉県安房地域の農業関係者と就労支援関係者による地域ぐるみの連携や、農家と福祉側それぞれの視点からの取組を紹介する。後半は農産物や加工品などの展示・試食を交えたマッチング・交流会を予定している。
■フォーラムは無料、定員120人
開催は12月4日(金)12時から16時まで。会場はペリエ千葉7階のペリエホール(千葉市中央区新千葉1丁目1番1号)で、参加費は無料、定員は120人である。申込みは県の案内ページにある専用ウェブフォームから行い、期限は11月27日(金)17時。定員に達した場合は期限前でも締め切る。
■駅の販売会では自主製品に触れる機会も
県が同日発表した「ちば農福連携マルシェ」と「手しごとマルシェ」は、いずれもJR千葉駅中央改札外コンコースで開催する。農産物や加工品を扱う農福連携マルシェは12月4日(金)・5日(土)、雑貨や菓子などを扱う手しごとマルシェは12月2日(水)・3日(木)。時間はいずれも11時から19時までである。
販売会は、障害のある人の就労や福祉事業所の取組を知ってもらい、自主製品の販路拡大や品質向上、工賃への還元につなげることを目的としている。フォーラムでの学びや交流と、商品に触れる販売会を組み合わせ、支援の現場と地域の消費者をつなぐ企画である。開催前の発表であり、工賃向上などの成果が既に確認されたというものではない。
