- 介助前に左右の筋力、痛み、感覚、動かしやすさを確認する
- 「健側」だけでなく「右側・左側」も合わせて伝える
- 杖や手すりを使う側は専門職の指示を確認する
- 健側の膝折れや疲労にも注意する
- 麻痺側を置き去りにせず、位置と安全を確認する
健側
(けんそく)とは?
Unaffected side
(アンアフェクテッド サイド)
別名・関連する表現:非麻痺側、麻痺していない側、健肢側、グッドサイド(現場語)、unaffected side
ひとことでいうと
片麻痺などがある人の身体で、麻痺のない側または影響が比較的少ない側を指す現場用語です。
健側
(けんそく)の意味
健側とは、片麻痺などがある人の身体で、麻痺がない側、または障害の影響が比較的少ない側を指す言葉です。介護、看護、リハビリテーションの現場で使われます。
たとえば右片麻痺がある場合、一般には左側を健側と呼びます。ただし、健側と呼ばれる側にも筋力低下、痛み、感覚障害、関節の問題などがある場合があります。
健側という名称だけで「正常」「何でもできる」と判断しないことが重要です。介助前には、左右それぞれの動きと安全性を実際に確認します。
「健側だから大丈夫」と決めつけない
片麻痺のある人は、立ち上がりや移乗、歩行、階段昇降で健側を多く使うことがあります。そのため、健側に疲労や痛みが生じる場合があります。
手すりや杖を健側で使用することが基本となる場面がありますが、用具や動作方法は本人の状態によって異なります。自己判断で持ち替えず、専門職の評価に基づいて決めます。
「右」「左」と「健側」「麻痺側」を併用して伝えると、介助者間の取り違えを防ぎやすくなります。記録や申し送りでは具体的に表現します。
現場で知っておきたいポイント
現場では、健側の能力を生かしながら、負担を集中させない支援を考えます。
健側の状態も変化します。新たな痛み、脱力、しびれなどがみられた場合は、無理に動作を続けず、医療職へ共有します。
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参考情報・参考文献
厚生労働省「脳卒中の治療と仕事の両立 お役立ちノート」
脳卒中後の片麻痺と生活上の配慮に関する公的資料
参照日:2026年9月23日
公益社団法人日本理学療法士協会「認定理学療法士 臨床認定カリキュラム シラバス」
片麻痺の評価と日常生活動作への影響に関する専門資料
参照日:2026年9月23日
