ロコモティブシンドローム

(ろこもてぃぶしんどろーむ)とは?
Locomotive Syndrome
(ロコモティブ・シンドローム)
【略:ロコモ】
別名・関連する表現:ロコモ、運動器症候群、locomotive syndrome

ひとことでいうと

ロコモティブシンドロームとは、骨・関節・筋肉・神経などの運動器に障害が起こり、立つ・歩くといった移動するための能力が低下した状態のことです。

ロコモティブシンドローム

(ろこもてぃぶしんどろーむ)の意味

ロコモティブシンドローム(ロコモ)は、運動器の障害によって移動機能が低下した状態を指します。

運動器とは、骨、関節、筋肉、神経など、体を動かすために関わる組織や器官の総称です。

これらに障害が起こると、立ち上がる、歩く、階段を昇るといった移動に関わる動作が難しくなり、日常生活の自立度が低下することがあります。

ロコモは高齢者だけにみられるものではありません。運動器の病気や筋力低下など、さまざまな要因によって移動機能が低下することで生じます。

フレイル・サルコペニアとの違いは?

ロコモ、フレイル、サルコペニアは互いに関連しますが、それぞれ着目する範囲が異なります。

ロコモは、骨・関節・筋肉・神経などの「運動器」と、それによる移動機能の低下に着目した概念です。

サルコペニアは、主に筋肉量の減少や筋力・身体機能の低下に着目します。

一方、フレイルは身体面だけでなく、精神・心理面や社会的な側面まで含めた、より広い概念です。

3つは重なる部分がありますが、同じ意味の言葉ではありません。

現場で知っておきたいポイント

介護・リハビリの現場では、単に「歩けるかどうか」だけでなく、以前と比べて移動能力がどう変化しているかを見ることが大切です。

例えば、立ち上がるときに手を使うようになった、歩く速度が遅くなった、階段がつらくなった、外出する機会が減ったといった変化が、移動機能の低下に気づくきっかけになることがあります。

また、移動が難しくなったからといって必要以上に活動を制限すると、さらに筋力や活動量が低下することがあります。

痛みや疾患、安全性などを考慮しながら、その方が持っている移動能力をできるだけ活かす視点が重要です。

関連する用語

参考情報・参考文献

公益社団法人 日本整形外科学会「ロコモティブシンドローム」
参照日:2026年9月6日

ロコモONLINE|日本整形外科学会公式 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
参照日:2026年9月6日

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