- 本人が自立して歩ける状態か
- ハンドルの高さとブレーキの操作が合っているか
- 段差、傾斜、踏切、側溝など危険な場所がないか
- 荷物を載せすぎて操作が不安定になっていないか
- 座る前に駐車ブレーキがかかっているか
シルバーカー
ひとことでいうと
シルバーカー
シルバーカーとは、自分で歩くことができる主に高齢者が、移動や買い物の際に荷物を運んだり、途中で休憩したりするために使用する手押し車です。収納部や座面を備えた製品もあります。
身体を支える機能は限定的で、歩行器のように使用者の体重を十分に支えることを前提とした用具ではありません。歩行が不安定な人が強く体重をかけると、前方へ進みすぎたり転倒したりする危険があります。
製品には大きさ、車輪、ブレーキ、座面、収納量などの違いがあります。本人の歩行能力、使用する道路、段差、買い物量などを確認し、実際に操作して選ぶことが大切です。
歩行器との違い
歩行器は、歩行が不安定な人の身体を支持し、安定して歩くことを主な目的とする福祉用具です。シルバーカーは、自立歩行ができる人の外出や荷物運搬を補助することを主な目的とします。
外見が似ていても、支えられる力やブレーキ構造、使用目的が異なります。「押す道具なら同じ」と考えず、本人がどの程度体重を預けるかを確認します。
歩行に不安がある場合は、理学療法士や福祉用具専門相談員などに相談し、歩行器や杖を含めて検討します。
現場で知っておきたいポイント
使用前にはブレーキと車輪の状態を確認し、ハンドルの高さを本人に合わせます。座面を使う場合は、必ず駐車ブレーキをかけ、安定した平らな場所で座ります。
歩行状態が変化した場合は、使い続けることを前提にせず用具を再検討します。強く体重をかけないと歩けない場合は、シルバーカーが適さない可能性があります。
参考情報・参考文献
一般財団法人製品安全協会「シルバーカー」
シルバーカーのSG基準と安全性に関する情報
参照日:2026年9月23日
一般財団法人製品安全協会「シルバーカーの選び方と安全な使い方について」
本人の状態・使用場面に合わせた選定とSGマークに関する情報
参照日:2026年9月23日
国民生活センター「見守り新鮮情報 シルバーカー使用時の事故防止」
段差や踏切などでの転倒事故と安全な使用に関する注意情報
参照日:2026年9月23日
