腰痛対策に効くインソールおすすめ5選【介護職に◎】

もくじ

はじめに

腰痛の原因は“足元”かもしれません。

腰痛と聞くと、「腰を曲げる動作が原因」「姿勢が悪いから」と思われがちですが、実は足元のバランスの崩れが原因で腰に負担がかかることも少なくありません。

特に介護職など、長時間立ちっぱなし、歩きっぱなしの仕事では、足裏からくる衝撃姿勢の乱れが腰へとダイレクトに影響します。

そこで注目したいのが【インソール(中敷き)】です。

インソールは、足のアーチを支えたり、衝撃を吸収することで、腰痛予防・軽減に効果的です。今回は、筆者(現役の訪問リハビリスタッフ)が実際に使ってよかったものや評判の高いインソールを5つご紹介します。

インソールが腰痛対策に効果的な理由

介護職など、立ち仕事や歩行が多い職種の方にとって、腰痛は切実な悩み。そこで注目したいのが「インソール(中敷き)」です。実は、足元を整えることで、腰への負担を大きく軽減することができます。その理由を詳しく解説していきます。

足のアーチを支えることで姿勢が整う

インソールは足裏のアーチ(土踏まず)をしっかり支える構造になっています。アーチは体重を分散し、正しい姿勢を保つためにとても重要な部分です。アーチが崩れてしまうと、姿勢のバランスが崩れ、結果的に腰に余分な負担がかかります。インソールでアーチを整えることで、自然と背筋が伸び、姿勢の改善に繋がります。

衝撃を吸収し、腰や膝への負担を軽減

歩行や立ち作業のたびに足にかかる「衝撃」は、時間が経つほどに腰や膝へと蓄積されていきます。私自身も長時間立ちっぱなしだと腰が痛くなることがあります。
特に硬い床の上での作業が多い介護現場では、その影響は大きくなります。インソールはその衝撃を吸収し、身体へのダメージを緩和してくれるため、腰痛の予防や軽減に役立ちます。

歩行時の安定性が向上し、疲労を溜めにくくする

疲労が溜まると、腰や肩がだるくなる経験をした方は多いと思いますが、安定した歩行は、身体への無駄な力のかかり方を減らし、疲労の蓄積を防ぐことができます。インソールを使うことで足裏全体がしっかりと地面にフィットし、歩行時のぐらつきが減少します。結果として、筋肉への負荷も軽減され、長時間動き回る介護の現場でも疲れにくくなります。

靴のフィット感が増し、足のトラブルを予防

合わない靴を履いていると、足の痛みやタコ・マメ、外反母趾といったトラブルが起こりやすくなります。こうした足元のトラブルが姿勢を崩し、腰痛の原因になることも。インソールは靴と足の隙間を埋め、フィット感を高めてくれるので、足元の安定性が増し、トラブル予防にもつながります。

このように、インソールはただの「クッション」ではなく、腰痛予防における重要なサポートアイテムです。腰痛対策は「腰だけを守ればいい」というものではなく、「足元から全身のバランスを整える」ことが大切。ぜひインソールを日常に取り入れてみてください。

インソール選びの5つの重要ポイント【失敗しないためにチェック!】

腰痛対策としてインソールを活用するなら、以下のポイントをしっかり押さえて選ぶことが大切です。適切なインソールを使うことで、腰への負担を効果的に軽減し、立ち仕事のストレスも大きく変わります。

① アーチサポートがしっかりしているか

人の足には「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」「横アーチ」という3つのアーチがあります。これらが崩れると姿勢が乱れ、結果として膝や腰に負担がかかります。
インソールは、この足のアーチを適切に支えてくれるものを選びましょう。特に土踏まずのサポートがしっかりしているものは、長時間の立ち仕事に強い味方になります。

② クッション性・衝撃吸収性があるか

床から伝わる衝撃をそのまま腰に受けていては、どれだけ良い靴を履いていても腰痛の原因になります。
かかと部分にジェル素材EVAフォームが使われているものなど、衝撃吸収性の高いインソールを選ぶことで、歩行時のダメージを大幅に軽減できます。

③ 使用する靴にフィットするサイズ・形状か

インソールが靴の中でズレたり、サイズが合っていないと、かえって足に負担がかかります。
靴の形状やサイズに合ったものを選ぶだけでなく、カットして調整できるタイプであれば、より汎用性が高く、使い回しがききます。

④ 通気性が良く、衛生的に使えるか

1日中履いている靴の中はムレやすく、放っておくと雑菌や臭いの原因にも。インソールも通気性の良さが重要です。
メッシュ素材や抗菌加工がされているタイプを選べば、快適さと衛生面の両立が可能です。

⑤ 取り外して洗えるかどうか

介護職のようにハードな現場では、靴の中もすぐに汚れます。取り外して手洗い・水洗いができるインソールなら、いつでも清潔に保つことができ、長く衛生的に使えます。

腰痛対策におすすめのインソール5選

おすすめ①:【スーパーフィート】グリーン

特徴

  • 医療現場でも使用される高機能インソール
  • 深めのヒールカップで安定感抜群
  • ハードタイプでしっかりアーチサポート

こんな人におすすめ

  • 足の疲れやすさを感じている人
  • がっちりした靴(安全靴・スニーカー)をよく履く方

👉 【スーパーフィート】グリーンの詳細を各サイトで見る

足を適正にサポートし、丈夫な構造のヒールカップ、超高密度のフォーム素材を使ったトップシートなどで構成されています。
足元を安定させ、歩行や運動時に「足」本来の機能が発揮できるようにサポートし、シューズの履き心地を改善します。

おすすめ②:【ソルボ】ヘルシーインソール

特徴

  • 医療用衝撃吸収素材「ソルボセイン」使用
  • 土踏まずを優しく支える設計
  • 長時間の立ち仕事向け

こんな人におすすめ

  • クッション性重視の方
  • デイサービス・訪問介護などで歩くことが多い方

👉 【ソルボ】ヘルシーインソールの詳細を各サイトで見る

ビジネス、ウォーキング、カジュアルシューズに適した足裏の3つのアーチをしっかりサポートするDSIS機能のフルインソール。足の動きを調節し足指がしっかり使え、スムーズな歩行が出来、足にかかる圧力を分散する事で足の健康をサポートし、靴へのあたりや足の負担を軽減します。
ソルボの優れた衝撃吸収機能によりかかとへの衝撃を和らげます。
ふまず部にある凹凸のDSIS機能により足裏の3つのアーチをサポートし理想的な歩行をサポートします。
3つのアーチをサポートにより足指が開き、運動能力をアシストします。
汗や汚れから出る嫌なにおいをカットする抗菌、防臭効果があります。

おすすめ③:【Dr.Scholl(ドクターショール)】ワークインソール

特徴

  • クッション性・耐久性に優れ、長時間の立ち仕事向け
  • スニーカーや作業靴に最適な設計
  • 世界100カ国以上で愛用されているフットケア専門ブランド

こんな人におすすめ

  • 介護現場で1日中立っている方
  • スニーカー・介護シューズを日常使いしている方

👉 【Dr.Scholl(ドクターショール)】ワークインソールの詳細を各サイトで見る

●靴の常識が変わる! 超快適ジェルで衝撃吸収!
ハードな立ち仕事に。動く度にジェルが衝撃吸収し、ハードな立ち仕事のつらい足から解放!
●しっかりした素材による衝撃吸収と通気性のための穴でさわやかさを実現します。
Point1:しっかりした素材で1日中衝撃を吸収
Point2:持続するクッション性&1日中快適
Point3:通気性のための穴とメッシュ素材で靴の中をさわやかに維持

おすすめ④:【ニューバランス】スポーツインソール GR LAM35689

特徴・メリット

  • スポーツ向けながら立ち仕事にも最適
  • 足の横ブレを抑え、安定性を向上
  • 通気性が高く、ムレにくい

こんな人におすすめ

  • 歩きながらの移動が多い仕事の方
  • インソールに運動性能も求めたい方

👉 【ニューバランス】スポーツインソール GR LAM35689の詳細を各サイトで見る

“反発性に優れたEVA素材、衝撃吸収に優れた踵のクッションに加え、中足部から踵部への保護性を高めたランニングインソール。 高い防滑性を発揮するナノフロントをフルレングスで表面に使用し滑りにくさを向上。 高性能インソールで、スポーツシーンのみならずライフスタイルシューズやウォーキングシューズ用としてもご利用頂けるアイテム

おすすめ⑤:【BMZ】アシトレインソール ワーク エア

特徴・メリット

  • 特許技術「立方骨バランス理論」で姿勢を整える
  • 足裏全体をサポートし、腰・膝への負担を軽減
  • 薄型タイプで仕事靴にも使いやすい

こんな人におすすめ

  • 腰・膝の痛み予防にインソールを試したい方

👉 【BMZ】アシトレインソール ワーク エアの詳細を各サイトで見る

長時間の立ち仕事で足や腰が疲れやすい方

BMZ cuboid balance インソール は立方骨(cuboid)を中心に『足の骨格バランス』を整える考え方で特許【特許第4733957号】を取得しております。
BMZ cuboid balance インソール を使用することで『安定性』と『運動性』を両立することが可能となります。
また足や体のアラインメントを無理なく正常な状態に近づけるため、より自然に、より快適に、より力強く、足を自由に動かせるようになります。
BMZ cuboid balance インソール を使用することで、『足のドーム』が正常な状態に近づき、足から始まる『ゆがみ』の連鎖を予防できます。

実体験:私がインソールを使い始めた理由

私自身、現在は腰痛はありませんが、予防のためにインソールを使っています。また、外反母趾の傾向もあるため、足への負担を軽減する目的でも使用中です。

毎日同じ靴を履く介護職こそ、インソールの違いは如実に体に現れます。使い始めてから、仕事終わりの疲れ方が明らかに違うと実感しています。

また、仕事以外でもゴルフをする機会があるのですが、たくさん歩くスポーツでもあるので、専用のインソールを入れています。入れる前と比べると、プレー後の疲れは軽減していることを実感しています。

よくある質問(FAQ)

Q. インソールって本当に腰痛に効くの?
A. 足の衝撃を吸収し、正しい姿勢を保つサポートになるため、腰痛の予防・軽減に効果があります。

Q. どんな靴でも使えるの?
A. 薄型やカット調整できるタイプなら、スニーカー・介護シューズ・安全靴など幅広く対応可能です。

Q. 洗えるインソールはありますか?
A. 多くの製品が手洗い可能です。衛生面も安心して使えます。

まとめ

腰痛対策は足元から始めよう!

腰痛を感じてから対策をするのではなく、「予防」が最大のケア。靴の中のインソールを変えるだけで、日々の仕事が驚くほど快適になります。

腰への負担を軽減し、長く健康に働き続けるためにも、インソールという「見えないケア」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

気になる商品があれば、ぜひチェックしてみてください!
インソールで快適な介護ライフを手に入れましょう!

腰痛の対策として、介護現場でもよく見る【腰椎ベルト・サポーター】の記事もありますので、併せて読んでみて下さい。

▶︎腰痛対策!腰椎サポーターおすすめ5選【プロが選ぶ】
https://kaigoskills.com/kaigo-youtsuu-supporter-5sen/

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この記事を書いた人

訪問看護ステーション2事業所、福祉用具貸与事業所1事業所を運営している理学療法士です。
YouTube「やしのきチャンネル」では介護技術を発信し、現在チャンネル登録者数は15万人を超えています。また、「からだをいたわる介護術」を出版し、介護現場で役立つ知識を広めています。

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